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『緊張/リラックス』のバランスが大事

更新日:2020年1月19日

<睡眠><遊ぶ>のチェックリストで思いあたる項目が多い時・・・。


それは『緊張>リラックス』の状態で、“かなりお疲れ”のサインです!

単に「最近体が疲れてるのよね~」を通り過ぎて要注意のサイン。

他にこんなことはないですか。


✓ 塩分が強いものを食べたくなる

✓ コーヒーを飲まないと落ち着かない

✓ 甘いものを食べ過ぎてしまう

✓ カラダがよくむくむ

✓ カラダが冷える

✓ 太陽の光がとてもまぶしく感じる

✓ 風邪などの感染症にかかりやすい


この状態が3カ月以上続くと慢性化(副腎疲労症候群と言われている)するので早期のケアが大切です。チェックリストような状態が起こるのには「副腎」という臓器の疲労が関係しています。

「副腎」は普段、私たちの心身の健康やバイタリティー、若々しさや妊娠に大きく貢献してくれています。

受けた心身のストレスから身を守る為のホルモン(コルチゾール)や、若々しさや妊娠に関係するホルモン(DHEA)、このほか自律神経の調整に関わるホルモンなどを分泌してくれているのです。


普段、ココロ(脳)のストレス、カラダのストレスが起こった時、この「副腎」はある程度頑張って働いてくれるのですが、そのストレス負荷が過大になり過ぎたり持続しすぎたりすると、さすがに「副腎」自体が機能しなくなってくることがあるのです。

そうなると「副腎」から大事なホルモンが分泌できなくなり、お肌や髪、膣はカサカサ、ココロもカサカサ、バイタリティーが低下したり、性欲低下、生理不順や排卵障害、着床など、妊娠にも影響大だったり、免疫が低下して感染症に罹り易くなったり、アレルギーも起こり易く、疲れやすくもなります。

健康や美容面、妊娠しやすいカラダが維持できなくなるのです。


これに近い状態やこの状態になってしまった方を沢山みてきたのですが、ひどい方は仕事を辞めざるえなくなったり、日常生活が送れなくなったりするケースもありました。

なので、初期症状を軽くみないで早め早めにケアすることが大切なのです!


『緊張/リラックス』のバランスが『緊張』に傾いていて、「副腎」がお疲れかどうかをチェックする方法が他にもあります。自分で簡単に出来て、ケアの効果判定にも役立ちます。


●懐中電灯と鏡を用意してください。懐中電灯がなければ、スマホのライト機能で十分です。

そして、部屋を暗めにして、鏡で自分の瞳を見ながら、斜め横から2分間、光を目に2分間当てます。(実際にご自分で実施の際には2分間は長いので最大1分テストでOK)


①ライトを当てて、その瞬間、瞳孔(中心の黒目部分)が収縮しているか観察します。

本来、瞳孔は光を浴びると収縮するようになっています。


②ライトをあてたまま最大1分観察を続けます。

心身元気な正常の状態であれば1分間ずっと収縮したままです。「副腎」のお疲れがひどい場合には、瞳孔の収縮が弱まってしまうケースが多いです。

一度は瞳孔が収縮したものの、1分のあいだに瞳孔が元の大きさに戻ってしまった人、または小さくなったり大きく(元の大きさに近づく)が何度も繰り返されるという人は、

「副腎」機能が弱まっている可能性があります。さらには、光を当てて1度も瞳孔が収縮しなかった人は重症、要注意です。


★「副腎」の働きが弱まっている可能性があれば⇒これ以上心身にストレス負荷をかけないような生活(ストレス因子を取り除く)を送りましょう。


★上記に加えて「副腎」自体を元気にしてあげるケアを実行しましょう。



<「副腎」の疲労回復ケア ~ストレス耐性向上のための栄養素の工夫~ >


副腎はビタミンCを最も必要とする臓器なので、副腎をケアするには普段の3倍ぐらいはビタミンCを摂るように心がけましょう。特に天然型のビタミンCを豊富に含む食材を何回にも分けてこまめに摂ることがおススメです。難しい場合にはサプリメントや点滴の活用も、回復を早めてくれます。


ちなみに、ビタミンCは、カラダやココロが受けたのストレス刺激を受け止めているもうひとつの臓器「脳」の大好物でもあります。なので、ストレス耐性を高めるのにもってこいの栄養素なのです。


他には、ビタミンBも有効です。ビタミンBは“ココロのビタミン”と言われているほど、脳神経の働きや脳内ホルモンの代謝に必要な栄養素です。特にココロのストレスの場合、ウツウツしたりイライラしたり・・・が負のループを作ってしまうことが多いです。

“ココロの安定ホルモン=セロトニン”を作るためにも、ビタミンBにプラスして他の栄養素(マグネシウムや亜鉛など)も一緒に摂ると良いでしょう。


このほか、私たちのケアサポートでは、セロトニンの前駆物質であるトリプトファンのほかに「S-アデノシル-L-メチオニン(米国ではSAMe)」というアミノ酸の一種をオススメすることもあります。前記のトリプトファンの原料でもあり、これを使用すると、感情が切り替えやすくなったり、心が安定したり、睡眠の質が良くなったりするからです。

ほかには、恒常性を保ち、副腎の機能をサポートしてくれるフィトテラピーとして、エゾウコギ、イワベンケイ、アシュワガンダなど(海外から取り寄せが必要)も有効です。

★チェックポイントは3週間

セルフケアを最低3週間継続してから、再度「チェックリスト」や「瞳孔テスト」を実行して、改善度を見てみましょう。


★この『副腎の疲労』状態が引き起こす負のループについては

 別のページ 『臓器と臓器の連携』に書きます ♡



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