自分の右手の「人差指」と「薬指」の長さを比べてみてみてください。
~ねずみ(マウス)の実験~
薬指が人差し指より長いか短いかは、ホルモンの違いによって決まることが研究で明らかになったそう。
わかったのは、胎児期(母親のお腹のなか)に、性ホルモンである、女性ホルモン「エストロゲン」と男性ホルモン「テストステロン」の暴露の程度が遺伝子に影響を及ぼして指の長さが決定するということで、その結果、男性は「薬指」が人差し指よりも長い人が多く、女性はその逆の人が多くなるということ。
これらは胎児期の脳の発達にも影響を与えるそう。
女性も男性も、生まれた後、体内で女性ホルモン「エストロゲン」と男性ホルモン「テストステロン」の2つのホルモンをつくって活用します。
なので、男女共に“思考や行動”に2つのホルモンの影響を受けています。
ただ、どちらが多いかで特徴も変わってきます。
男性ホルモンの特徴・・・論理的、攻撃性、積極性、決断力など
女性ホルモンの特徴・・・感情的、やさしさ、包容力、柔軟性、共感性など
ねずみの実験は産まれる前のホルモンの暴露。
生まれてからの“今”とは違いますが「自分を知る」参考にしても面白いですね。