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花粉症(アレルギー)と“腸(腸内環境)”

更新日:2019年3月29日

SNS(Instagram,Facebook)で発信した内容の続き。


時期的に花粉症との関連として書いていますが、お伝えしたいことは・・・

「腸」は『健康で元気に若々しく、妊娠しやすいカラダづくり』のためにとても重要な働きをしているということです。
そう言った意味でも「腸内環境」を良くすることは非常に大切なことなのでその意味も含めて読んで頂けたら嬉しいです。




【花粉症を薬以外の方法で軽くして、治す方法】

良ければそちらも見てみ頂いた方がつながりが良いです。

続きはグログに書きます・・・といったので、その①~④の項目についてです。

少々・・・長いです(笑)が、ケア方で「去年より症状がマシです」とか「花粉症だけじゃなく、アトピーも良くなった」と言ってくださる方も多いので、気になる方は是非♪


① 実際、便通だけじゃわからない!

良い?悪い?「腸内環境」を判定する方法。

★便通でチェック

□便秘している

□下痢している

□便はでるが硬いもしくは柔らかすぎる

□自分の便なのに臭くて不快

□おならがくさい

□おならが多い、お腹が張ることが多い


このような場合には、腸内環境を整えることが必須です。

このようなサインがなくても、実は腸内にいてほしくない悪玉菌が増加していたり、カビやバクテリアが増殖していたり、いてはいけない菌が繁殖しているケースも少なくありません。

便通だけではわからない腸内環境を、海外の特殊な便検査を用いることで調べる検査もあります。腸内フローラや消化吸収の状態など詳細がわかるので有効なのですが、なかなかそこまでするにはハードルが高いものです。このような検査を受けなくても、便通以外で腸内環境を推測できる症状がこちら。↓↓↓


便通以外でチェック

□アレルギー/アトピー体質である

□肌荒れ、吹出物が多い

□花粉症がある

□膣炎を繰り返す

□過去に抗生物質を多用し、これをきっかけに便通が悪くなった


★この他、特定の食物が原因で、腸でアレルギー反応を起こし、自分では気づいていないけど実は体調不良の原因だった!ということもあるようです。最近よく聞く「グルテン」もそのひとつです。ひどくなると腸に穴(見えない小さな)が開いて重篤な体調不良につながるケースも。花粉症だけでなく、体調やココロを通して腸内環境にも意識を向けてみてくださいね。


★そして腸内環境が悪くなると、身体の他の働きも低下することがわかっています。

元気のもと(エネルギー)や女性ホルモンだって作られにくくなるんですよ。



【ナリジナル7×3メソッド】を使って説明してます!(画像参照)




② 腸内環境を良くするケア

1.自分の腸にあったプロバイオ(善玉菌)、プレバイオ(善玉菌のえさ)をみつけよう

「腸によい食べ物」といえば、発酵食品、食物繊維などが有名です。

発酵食品中に含まれる発酵菌や、発酵の過程で産生された成分が、人間の体のなかで様々な良い働きをしてくれています。

そのなかには、腸内で善玉菌を増やしたり、あるいは悪玉菌の増殖を抑えたりと、腸内環境の良好化に一役買ってくれる菌も多々あります。

(正確に言うと、悪玉菌の種類によっては、善玉菌を増やすだけでは効果がないタイプもありますが、奥が深いのでまずは自分でできるケアから始めてみてください)

さらに、食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにしたり、コレステロールの吸収を抑えたりなど、有り難い作用もあります。


★Point★

「腸に良い=ヨーグルト」と、これしか取り入れていない方も多いようですが、他の発酵食品なども上手に取り入れて、自分の今の腸内環境に合った菌(食材や食品)を数種類見つけておいて、それらをローテーションで利用するのがお勧めです。

★Point★

自分に合う菌の見つけ方

チェックするポイント!3日間+3日間

乳製品なら同一製品を2~3日食べ続けてみて、腸がグルグルすることがあれば、腸内環境が変わり始めたサイン。さらにそのまま数日食べ続けて、グルグルしなくなったら「その製品が合っている」というサインになります。

逆に、1週間ほど食べ続けても何の変化もない場合は、その製品は合っていなないか、必要性がないということ。別のものを試してみましょう。


2.ストレスケア・マネジメント

腸は「第2の脳」と言われているぐらい、多くの神経細胞が集中し、またココロの安定を司る〝ハッピーホルモン〟セロトニンが作られている臓器でもあり、脳と密接に関係しています。ココロが元気じゃないと腸内環境も悪化して悪循環に。

また、セロトニンは「メラトニン」の原料にもなります。

メラトニンは睡眠や体内時計の調整に深く関係していることは広く知られていますが実は、それだけでなく〝卵子の抗酸化作用〟もあることが明らかになっているのです。腸内環境を良くすれば、卵子も若返るということです。女性には二度嬉しい♪ですね。


3.その他

●便秘対策として、「オイル(脂)」を飲食する(摂るなら寝る前がベター)、飲料水の工夫(硬水)や朝イチの飲水(同じ水分でも冷たいより白湯がベター、エネルギー産生のスイッチが入りやすくなる)、ツボ押し、腸のマッサージ・・・などは、一般的にもよく言われていることなので、ここでは割愛。

大切なことは、自分に合ったケアをみつけること。

何かにトライしたら3日+3日・・・で判定すること!



③ 日照条件、日照時間が大切!日光浴のポイント!

太陽の光を浴びると体内でビタミンDが作られるので、昔から「サーファーは風邪ひかない」とか言われているくらい。

でもサーファー並みに日焼けしたくない(お肌に悪い)という場合は困りますよね。

そして、日光浴といっても、日照条件(地域や時間)気になりますよね。

だって、小さな国土の日本でさえ、どこに住んでるか、北海道と沖縄では違うし、夏と冬でも違いますもんね。

そこでお役立ち情報です↓↓↓見てみて下さい。

へぇーってなりますから。

<検索ワード:国立環境研究所、 ビタミンD 、日照時間、 地域>

ビタミンDを生成するのに必要な、各地・各時刻での日光照射時間などの情報あり。



④ みんな同じ量じゃない!ビタミンDの摂り方のポイント

ネットで調べれば、どんな食材にどれくらいビタミンDが含まれているとか、成人の1日摂取量の目安とか、色んな情報は手に入るのでココも割愛。

でもココには盲点が・・・。

同じ量を食べても吸収して作りたい栄養素が生成されるかどうかは体質次第。

かつ、現代人は食事で必要な栄養素を摂るのが難しい・・・。

なので、最近は上手にサプリメントを活用しよう!と考える方も多いようです。

もちろん、その場合でも、ネットで調べればサプリメントの1日推奨量とか花粉症対策ならこれくらいの量を飲めばよい・・・とかわかります。

それを参考にするのも良いのですが、実際は“元々“その人の体内にあるビタミンDの濃度がどれくらいで、あとどれくい摂ればよいか、ということが重要なのです。私のクリニックでは、ある治療で厳密に投与したい場合には、採血検査で血中濃度を調べて処方することもあります。

ただ、そこまでしなくても、摂取して効果があるかは自分が一番わかると思うので、摂取目安量を参考に、自分に合う量を見つけていくのが良いです。


最後に・・・短期間なら副作用の心配はしなくて良いようですが、長く飲み続けるならば、1日量について専門家のアドバイスを受けるべきだと言われています。妊活中の方や妊婦さんに関しても、胎児の奇形のリスクという点から、アドバイスを受けることが必要です。


心配な方、ちょっと聞いてきたい方は↓↓↓

当サイトの【質問・相談する】ページに質問フォームを設置中。


よければ活用してください♡


★Point★

ビタミンDは1日のなかでこまめに3-4回(朝+昼、夕、眠前とか)に分けて摂る方が効きが良い。

理由は血中濃度が安定するから

★Point★

ケアするならお早めに。ビタミンD血中濃度が安定して効果が出やすくなるまでには少し時間がかかります。

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